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介護職、20代での転職成功のポイント

介護職は体力と精神力を消耗することから、人手不足に悩んでいる現場は多いです。ですから、若くて動ける20代に対する需要が高いので、転職をすること自体はよほどやる気を見せない限りは大丈夫でしょう。しかし、せっかく転職したとしてもすぐに辞めてしまったのでは成功とは言えません。介護職の離職率は、平均的な数値よりも少し高いです。世間でイメージされるように大変な仕事であることが原因ということもありますが、介護職は女性が多いので結婚や出産で辞めてしまうことも多いです。理由が何であれ、働き続けたいのにそれができない状況になるのだけは避けなければいけません。

そこで介護求人を探すときに長く働ける職場を見つけるポイントとしては、休みがしっかり取れる職場であることを確認します。法律に期待されているとおりに休みをとるべきですが、実際のところは最初に触れたように人手不足なので休めない職場も少なくありません。経営が厳しく人手が増やせないと、少ない人数で勤務シフトを組むので休めないということがよくあります。いくら20代だとしても、そんな働き方を続けていれば心身ともに病んでしまいます。そうなれば、働くことすらできなくなって、収入源を失う恐れがあります。転職してからそんな状況が良くないと労働基準監督署に訴えて勧告してもらっても、必ず改善するとは限りません。なので、そういう職場にはそもそも入らないことが自分の身を守る一番の方法です。

それで介護求人の文章に休みが取れると書いてあったとき、それが真実かどうかを確認します。実際に働いている人に話を聞ければいいのですが、人事担当者などに聞いても本当のことを言ってくれない可能性があります。見学を行くときに、働いている人にそれとなく聞いてみたり、表情に疲れが見えないのかといったことを確認して、しっかりと休んでいるかを見極めてみましょう。

それから離職率が高い職場を避けようと思うなら、何度も介護求人がでていないかを確認したほうがいいです。これはどの職業でも言えることですが、人が頻繁に辞める職場は危険です。休みを取らせずに長時間労働をさせるとか、パワハラ・セクハラがひどいといったことが懸念されます。そうしたところで我慢して働いていても、残業代などがもらえずに安い賃金で働かされるだけです。自分の身を削るような生活は長続きしませんから、応募してはいけない職場です。

逆に積極的に応募するべきなのは、介護職に必要な知識や技術を学べる研修を随時行っていたり、資格取得ができるように資金面での支援をしているところです。そうした職場の支援を受けてスキルアップができれば、将来的に役職がついて給与が増えます。

他はライフスタイルの変化に対して、柔軟に対応してくれる職場も魅力的です。離職理由に挙げられる結婚や出産ですが、そういうときに1週間当たりの勤務日数を減らしたり時短勤務ができたりすれば、給与は減るかもしれませんが働き続けることができます。それで子育てが一段落したあとに、本格的に復帰ができれば体が動く限りは辞める必要がなくなります。そういう職場であれば、同僚たちも同じような状況ですから、助け合いができます。新人が入っては辞めていく状況ではなく、勤務時間や日数が変われど同じ人がずっと働き続けられるならば作業が効率的になります。それに新人を一から教わったり、教えたりする手間を省けるので負担が減ります。そんな職場はとても働きやすいです。

このように20代で介護職への転職を成功させるためには、いくつかのポイントについて事前に調べる必要があります。その下調べを徹底させたいというならば、豊富なノウハウを持った転職エージェントを利用したほうが良いでしょう。これまで付き合いのある職場ならば、その実態をよく知っているので応募するべき介護求人を厳選してくれます。